売れない販売員が商品が売れなかった時に、つい言ってしまっている口ぐせは何でしょう?
長年アパレルで販売をして、色々な人を見てきました。
そんな僕が、売れない人、売れていない人が、共通して、つい発してしまっている口ぐせを紹介します。
意外と、普段もついつい連発している人が多い言葉です。
販売だけではなく、人生でも損する口ぐせなので、今回の記事を読んでもらい、仕事でも人生でも損をしないように、ぜひ改めるきっかけになったらと思います。
売れない販売員の口ぐせ
売れない販売員、売れていない販売員の口ぐせ、それは「運が悪い!」です!
売り逃しては「今のは運が悪かったなー」
何かあれば「俺は(私は)運が悪い」
気分が落ちこんでは「売れないのは運がないからだ!」とかですね。
売れなかった事を「運が悪い」で終わらせると、売り逃した事に対して反省をせず改善しようとしないので、販売力が上がっていきません。
売れない人や、売れていない人はすぐに運のせいにしたがります。自分を慰めているのかもしれませんが、僕が知っている限り、売れない事を運のせいにしている人で、販売の成績がよかった人を見た事がありません。
もちろん販売は運に左右されることも、時にはあります。ただやはり売れない事を「運が悪い!」で終わらせる人は、販売力がのびていかないでしょう。
それでは「運が悪い」が口ぐせの人に共通する例を見ていきましょう。
共通する例
販売員の例として、売れないと「運が悪い」が口ぐせになっている人が、ある日ポンポン調子よく売れていたら、「運が悪い」が口ぐせの人は何て言うでしょうか?
何と「運がよかった!」とは絶対に言わず、めちゃくちゃドヤ顔しているか、今の俺「本当に頑張ったよ!」っとか言ってきたりします。
今売れたのは決して「運がよかったから」とか「運のおかげでたまたま売れた」と言う人は皆無で、これが、俺の「本当の実力だぜ」って言いたげな雰囲気をかもしだすので、本当びっくりしますよ。
次に別の販売員の誰かが、調子よくポンポン売れている時に「運が悪い」が口ぐせの人はどうなるでしょう?
その人に何て言うかと言うと、「本当〇〇って運がいいよね!」って言ったりしちゃいます。
もしくは「本当この仕事運だけだなー」って、独り言を、まわりに聞こえるように言っちゃったりするので困りますね。
そこで「運が悪い」が口ぐせの人が調子よくポンポン売れてるのを見た時に、「今日運がいいね!」とか「今の運がよかったじゃん」って伝えてあげると、どうなるでしょうか?
何と相手はもうめちゃくちゃ怒るんですよ!マジギレしてきますよ!
売れない時は運で、売れた時だけ実力って本気で思ってるんですよ。さらに自分が運が悪いだけって思っている人は、なぜか努力しようとしません。反省や改善がプライトが邪魔してできなくなるのです。
そうなると実力がともなってくる事もないので、どんどん他の人と差をつけられてしまうので、余計に運のせいにすることになるでしょう。
もちろんメンタルの部分では、売れない事で「俺は売れないダメなヤツなんだ」と落ちこむよりは、売れない事を、「今のは運が悪かったのでしょうがない」と自分を慰める事も時には必要でしょう。
でもいつもいつも「運が悪い」で終わらせるのは改善する努力を怠る事になりやすく、自分にとって楽かもしれませんが、いつもいつも「運が悪い」ばかりではやはりよくないですね。
では逆に「自分は運がいいな!」と思っている人の成績はどうでしょうか?
こちらは本当に売れていて成績のいい方が絶対に多いです。お客さんにも愛される人が多いでしょう。
たくさん売れた時に、「今のは運がよかったな」と思えることで、運も味方につけれます。さらにもっと売れるように実力もあげようと色々努力するので、実力もどんどんあがっていくし、気持ちもポジティブなので、いい運をどんどん引き寄せる事ができるでしょう。
人生でも損をする口ぐせ
ちなみにこれって人生にも当てはまりまして、普段から何かあるたびに、「運が悪い!」と何でも運のせいにする人に運はまわってきませんし、損するばかりです。
運は本当引き寄せも大事なので!
こう言うとちょっとスピリチュアルな感じで怪しい感じになりがちですが、運が悪いを連発していると、結局いい結果につながりにくいのは間違いないです!
人間関係でも運が悪いを連発している人と仲良くしたいと思う人はいないでしょうし、わざわざ運が悪いを連発している人を選んで好きになる異性もまれだと思うので、本当人生でも損しかないですね。
松下幸之助の言葉
家電で有名なナショナル(現Panasonic)の創業者の松下幸之助は、面接の時に、「あなたは運がいいですか?」と聞いていたそうです。
そこで「私は運が悪いです!」と答えた人は」どうなったでしょう?
どんなに学歴や試験結果がよく優秀な方でも不採用にしたそうです。
松下幸之助の金言、採用試験で聞いたこととは、「君は運がいいか?」その質問にはどんな思いが込められているのか。
「自分は運が強いんだと確信していれば、どんなことも受け入れて立ち向かう勇気と力が生まれてくる。人から見ると決して運がいいとは思えない状態であっても、自分は運がいいと思える前向きな考えができる人がふさわしい」と、松下は考えていたのだ。
(毎日新聞×毎日放送(MBS)さんの記事「松下幸之助が採用試験で質問「君は運がいいか?」に込めた深い思いとは?から引用)
https://mainichi.jp/articles/20180329/org/00m/200/004000c
やはり「運が悪い」が口ぐせになっている人は絶対にやめた方がいいですよ!販売でも人生でもいい結果に継がなりにくいですね。
何かあった時に何でも運が悪いで終わらさず、自分は「運がいいほうだ!」と思える行動や言動を心がけ、それが販売でも、人生でもいい結果につながりやすいと思います。
「運が悪い」が口ぐせになっている方は、この機会に改めた方が絶対に得ですよ!!
それではまた次回に!
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